この日はマフラー交換の後ついでにリヤのブレーキパッドも交換。HCチタン改を投入。リヤは一年くらい平気で持つけど残量があっても質は落ちるだろうから交換。フロントも交換したかったが雨が降ったのでやめた。
ちなみにオラのマシンはリヤもディスクなのだ。スペックによってはドラムブレーキというタイプの物がある。こちらはブレーキシュー交換という作業になるので方法は異なる。
事前の注意として ブレーキパッドを交換した後はブレーキが全く利かないので輪留めなどの対策を忘れずに・・・。
パッドを交換したのになぜ?と思うかもしれませんがとにかく効かないので言うこと聞いて(^.^;
まずは輪留めをするなりしてサイドブレーキがなくても車が絶対に動き出さないようにしてジャッキアップ。
サイドブレーキをおろす。サイドブレーキをしたままだとピストンが戻らずリヤのブレーキパッド交換はできません。
タイヤをはずす。
でキャリパーを固定している2カ所のボルトのうち、一カ所を弛めて(上がいいと思う)一カ所をはずす(下がいいと思う)。
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タイヤをはずしたらキャリパーをはずしましょう |
プロジェクトμのHC・・・変わり果てた姿・・・ |
そしたらキャリパーを持ち上げて古いパッドを抜き取る。
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ニューパッドHCチタン改。 |
左右が古いパッド
残量はもう少し平気そうだけど |
パッド交換というくらいなので新しいパッドに交換するのだがそのままではピストンが迫ってきているためニューパッドが取り付けられない。パッドが減った分だけピストンは飛び出してきてパッドを挟むのだけれど新しいパッドは厚いのでそのままでは狭すぎて挟めないのだ。なのでニューパッドが入れるようにピストンには元の位置まで戻ってもらわなければならないのだけれどリヤのピストンはフロントと違って押すだけでは戻ってくれない。▲型の溝が2カ所有るのでそこにラジオペンチなど(専用工具があれば一番いいけど)を引っかけてまわしながら押し込みましょう。あっという間に戻ってくれます。知ってるとあっという間に作業は終わるけど知らないといつまでも終わりません(^^;。
後は古いパッドがついていたとおりに新しいパッドをはめ込みキャリパーをかぶせてボルトを締めます。
これで完了ではありませんよ〜
重要:
ピストンを無理矢理戻したことによってブレーキフルードがシリンダー方向に戻りブレーキが利かない状態になってます。そのまま走り出したらブレーキがまったく利かずにへたすると死にますので注意。
必ずブレーキペダルがいつも通りに反発するまで何度も踏みます。その後エンジンをかけてまた踏みます。いきなりエンジンかけて踏みまくってもいいですけどギヤが入っていていきなり動き出されてもこまるので・・・。
リヤだけ、フロントだけ交換したからもう片方は効くだろう・・・ということはなく同じマスターシリンダーからのブレーキオイルをつかってパッドを押し出してるところは全部きかないので注意。
ブレーキを何度も踏んでブレーキが利くようになってから車をおろしましょう。おろしたとたんに転がりだして突撃!という話を良く聞きます(^.^;
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交換後・・・綺麗・・・何週間もつだろうか・・・ |
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