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記憶 2002/12/07 Counter
サーキットバトルin日光
そして悲劇再び・・・


朝4時集合場所に着。
みんなを寝て待つ。そして夢を見た。
金精峠から群馬方向に行く途中車が止まる。そしてオラは金縛りに・・・
原因はわからないがトンネルの先に何か異様な気配が・・・。
見えないけれど子供?女の子?かなにかの感じがする・・・。
動かない体、なんとか手を伸ばしライトをアップに!
その瞬間!みんなが到着しその音で目が覚めた(−−;。

そして日光サーキットへ向かう。

すげー数が並んでた これがゼッケン!? いよいよゲートイン

初めて走るエビス以外のコース、初めて見る日光サーキット。
・・・ちいせぇ・・・(−−;
カート場かと思ったくらいだ。エビスの北コースに似ていると言えば似ている。

オラは今回一部の人にしか話してないが、無期サーキット走行停止前に、初めて走る知らないコースで自分がどれだけ走れるのか!を試すために来た!

事前に聞いていた話は狭いということと、ここではつっちーよりもしらねちゃんが速いということ。
ようするにここで初めて走ったタイムがつっちーを越えていたらオラはマシン差を考えなければつっちーより速い事にして引退しようと考えていた(^^*)

いつもと違うサーキット、いつもと違う手順、いつもと違う景色・・・とにかく雰囲気も全然ちがうのだ。

オラは初めてサーキットを走るような気持ちで心臓はみんなが爆笑するほどばっくんばっくん言ってた。
初めて走る所!ということではなくここでツッチーとの決着をつける!ということへの緊張。
負けたらどうしよう・・・って思いの方が強かった(^^;

各色分けされたグループで走るらしい。
オラはみんなと一緒のオレンジグループ(ビギナーグリップ)の最後尾、ゼッケン8。
他には
しらねちゃん(33Type-M400ps仕様)、
てるさん(AE101LEVIN GT-APEXサーキット仕様)
ゆりさん(S15 仕様不明)
しらない人A NSX
しらない人B ランエボ
しらない人C 車忘れた
しらない人D 車忘れた

と車だけ見たら勝てる訳ねーじゃん!な豪華メンバーである。
ちなみに今回街乗り仕様、タイヤもうすぐバースト?といういけない状態でのトライとなった。

走行は15分×5本

運命の一本目
オラはコースを知らないのでここを走り慣れているゆりさんに引っ張ってもらう。
・・・なんて狭いコースだ(@ ̄□ ̄@;)!!抜き所が少ない
・・・なんて遅い車だ(@ ̄□ ̄@;)!!NSX・・・いくらなんでも遅すぎでは・・・(−−;
・・・いつまでこのペースなんだろう(@ ̄□ ̄@;)!!
ペースをあげないゆりさん。
w(@。@;)wそっかオラに合わせてくれてるのか!!
オラはもう平気だよ〜ということで軽く抜いてみせる。
ゆりさんがついてくる気配はない。一本目は流すもんなのか?
オラはタイヤの状態からして流す余裕はないのでアタックに入る。
一台、二台、三台、四台、五台、六台、七台、八台・・・あれ?早くも周回遅れ?
よくわからんままコースを頭に叩き込んでいく。
ツッチーはこのコース初めて来て50秒だったという。101ならそんなもんなのか?
オラは50秒という数字に恐怖を覚えていた。それより遅かったらオラはツッチーより遅い!

15分というのはあっという間だ。チェッカーフラッグが振られピットイン。

タイムが発表されたというので見に行く。

ゼッケン8、ゼッケン8・・・53秒(≧◇≦)(T△T)

所詮オラの腕はツッチーとのマシンの差を埋める事はできないのか・・・(_πдπ)
しかもオレンジグループのなかで一番遅いタイム・・・(T△T)

呆然とするオラの横でスタッフの人がタイムを書き写している。

・・・?
PAT「あの〜書き間違えてますよ・・・」
スタッフの人はオラのとこに47と書いていたのではっきりと教えてあげた。
PAT「オラは53秒ですよ(_πдπ) 」
スタッフ「え?一位の方ですよねぇ・・・」
・・・?( ̄◇ ̄;)
・・・!(@ ̄□ ̄@;)!!
・・・♪(≧◇≦)えーっ

オラが見ていたのはゼッケンじゃなくて順位だったのだ・・・。

よく見ると1位にゼッケン8、47秒とあるではないかーっ

「みんなっオラはつっちーに勝っただ!(T∇T)」
(というか全員の自己ベスト抜いたよ・・・(^^;)

そりゃコンマ数秒というバトルでの勝ち負けは今まであったが、
1秒以上の差がつくなんて事はいままで無かった事だ。
しかも3秒近い差!文句無しの圧勝!
(もちろん順応能力の話で走り込んだらお互いもっと縮まるだろうけど・・・)

もう少しでエキスパートクラスだよ!と言われ、
目標はツッチーへの勝利!からエキスパートクラスのタイムへと変更。

そしてこのサーキットの凄い物も発見する!
一週ごとに電光掲示板でタイムを教えてくれるのだ!
エビスだと走行終了後に自分で見に行かなきゃ行けないので
今の周回のタイムが良かったのか悪かったのかさっぱりわからないのだが
日光サーキットでは走りながら走りを分析してタイムアップしていけるのだ!

要するにこうしてみよう、あっタイムが下がった!じゃぁこれでどうだ!おっ上がった!という感じだ。
ドラミちゃんにも出席 むーイカス はやそーっ

当然二本目でタイムは上がる。
本気になったのかランエボが速くなってきた。
このグループでまともに走れるのはランエボさんだけのようだ。
そしてこのグループでひどいのはNSXさんのようだ(−−;
コーナーで遅すぎる上にストレートで引っ張るのでなかなか抜けないのだ。
しかも後ろ見てないらしく譲ってくれない・・・。
オラなんか常に後ろみながら走ってるのに・・・。
みんなのサーキット、早い人が他の人に無理矢理どけというのも悪い事だが、
遅い人が早い人に譲らないのも悪い事だ。

ということでパッシング・・・気づかないらしい・・・
2〜3週あおり続けてようやく気づいてくれる・・・そんな感じだった。

遅くても速くても後ろにも気を配ろうね・・・。

三本目・・・雪だ・・・T^T)
ちらほらと雪が降り出した。路面は軽く濡れほこりが浮いて滑りやすくなっている。
タイヤも限界なのでここで一気にアタック。
高速1コーナーはオーバースピードでスピンしてしまう事が多いが、
スピンするくらいなら1コーナー入る手前でブレーキングして2コーナーに綺麗に入っていった方がいいと思う。
2コーナーから3コーナーへの切り返しは慌てなくてもアウト側が結構広い。
3コーナーインをかすめてめいっぱいアウトに向かってアクセルオン、4コーナーに備える。
4コーナーはインに向かってドリフトをかけて向きが変わり次第アクセルオン。
そのまま横滑りしながらコースアウトギリギリのところで車が前に進み出す。
ここはパワーの無いLSD無しの101はつらいところ。
ここからはアクセル全開。ゆるやかな右コーナーが続くがストレートと思って全力疾走。
中間地点の高速コーナーではコース外へ落ちるか落ちないかというところまでスライドしていくが
気にせずアクセル全開で行けばギリギリのところでグリップが戻るはず(この辺はタイヤと相談)
さらにアクセル全開のまま直角に待つストレートエンドへ。
ここで白煙全壊ロック&ロールのブレーキング。ちなみにリアがふあっと浮いた感じがするくらい。
そのまま滑り落ちるようにアウト側まで滑りっぱなし。
最終シケインはインに入りずらい(最終コーナーの抜け方にかかわる)ので、
一瞬の強めのブレーキングからドリフト状態にしてインに入りステアを真っ直ぐにしたままアクセル全開で最終コーナーのインをかすめる。
ここでもLSDなしの101はつらい。コントロールラインまで一直線目指してタイヤは滑りっぱなし。
そして大きな水たまりが待っているのでそれをかすめるギリギリでコントロールラインを抜けまた第1コーナーに突っ込んでいく。
これでついに46秒に突入。

初めてのコースでつっちーに4秒以上の大差を付けた。
文句なしの自己満足(≧∇≦)

ちなみに4本目、5本目は雪のため走行を見合わせた。
タイヤは終わっていた。ワイヤーがはっきりと顔を出し仕事をやりとげた男の顔をしていた(どんな顔やねん(^.^;)
この日初走行にして仲間内で日光最速となる。
そして走りをやめるという気持ちがぐらぐらと揺れていた。

パワーは一番!
腕は・・・
装備は一番!
パワーが無い・・・
売店で昼食。旨いっ

ゆりさんの案内で梵天の湯という温泉にみんなでいく。
雪の舞う露天風呂で最高の気持ちに浸る

この日ご一緒した
MASAさんのいんてぐら♪
腕もマシンも超一流!
温泉温泉 外は雪

ついでにそこで飯も食っていく事にした。
飯を食いながらよっしーさんに今朝みた夢を話す。
「たぶん帰りにトンネルあたりでオラの身に何かあるかもしれない・・・
そのときはよろしく頼む(T^T)」(何をやねん(^.^; Byよっしぃ)

温泉を出るとそこは銀世界。関東方面の人たちは普通タイヤ・・・。
とりあえず注意をうながしゆっくり帰るように伝える。
宇都宮を抜けてから雪は無く無事に帰れたようだった。

昔からオラの感はなぜかあたる。

宇都宮ではたいしたことのない雪だったが
日光に入ると雪の積もり方が全然ちがう。
引き返して前橋方面からかえろうかとも思ったが距離が距離だけに山間部突破を目指す。
雪のいろは坂・・・どんなにアクセルを踏んでも速度は20キロ以上あがらない。
積雪はすでに10cmをこえている。
中禅寺湖のあたりで雪は落ち着きを見せたかに見えたが
金精トンネルに近づくにつれて積雪は目に見えて多くなってゆく。

次第に体力が低下、恐怖の自動走行モードへと切り替わろうとしていた。
ここで止まって寝たら雪で帰れなくなってしまう・・・。
気力を振り絞ってなんとかトンネルを越える。

そして・・・

すさまじい衝撃で目が覚める。

自分が・・・いや車体が斜めになっている。右舷視界は黒く覆われていて、
ぐしゃぐしゃになったドアミラーがリヤウィンドウ側にある。
壁に挟まれている?

空を向く左ドアを上に押し上げようやく車外へ脱出する。潜水艦からでるような気分だ。
外から車を見て呆然とする。1mはあろうかという側溝に落ちて車が斜めになっている。
本当にバカバカしくなった瞬間だ。もう車を傷つけるような事はやめよう・・・

ここでぐったりしていてもバカバカしいのですぐに脱出を試みる。

雪は深くないが携帯が通じない。
通りかかった車を止めて電波の通じるところまでつれていってもらう。
が・・・電池切れ・・・(T∇T)。
親切な人で公衆電話のある場所まで乗っけてくれた。
JAFに出動要請。
乗っけてくれた人は車のあるところまでまた送ってくれた。

名前を聞くのをすっかり忘れたがとてもいい人だった。
ありがとうございました。無事に生きてますm(_ _;;m

車が斜めになってる状態で何が漏れるかわからんのでエンジンオフのまま、車の中でJAFをまつ。

なぜか親切な人ばかりいるらしい・・・通る車すべてが止まって車内を確認しにくるのだ・・・(^^;
ありがたいが返事をするのが大変だった(^^;

一時間もまたない内にJAF到着。
酔っぱらってるかのような人だったが、
元々長岡に所属していたというユニック車輌ですぐにマシンを引き上げてくれた。
右舷大破。しかし走行に支障無しといったところだ。もちろんアライメントは狂いまくっているが・・・。
「走り屋の車はこれくらい傷があったほうが格好いいよなぁ(≧∇≦)」・・・かわった人だ(^^;


こんな雪 そして再び 悲劇
JAFってしまった 右舷大破 ミラーは跡形もない

少し山を下りコンビニに不時着。ドアが開きにくい・・・
ドアだけ開くように応急修復。明るいところで見ると傷がひどい。
修理にだすと30万コースという感じだ。オール中古でも20万近いだろう。
なんせリアが逝ってるのが痛い・・・交換できんやん。

ということで自分でゆっくり直す事にした。

この件は少し前に事故ったばかりなのでほとんどの人には伏せておいた。
今明かされるこんな事があったんだよってなお話しでした(^^*)

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